「障害平等研修」G4
4学年では国語の授業で障害を持つ人々について学びました。
それに関連し、DET沖縄(Disability Equality Training Okinawa)の小林学美ファシリテーターに
『障害平等研修』を開催していただきました。
これまで障害について学ぶ福祉の授業は、車椅子に乗ったり、目隠しをして歩くといった体験型の授業が主でした。
体験型の授業もとても学びが多いのですが、今回のアミークスで行った障害平等研修は、
障害とは何かを考えることを通して、身近にある問題を発見し、分析をし、解決をする力を学ぶワークショップ型の授業です。
この研修は世界38カ国で展開されていますが、日本の小学校で実施したのは、なんとアミークス4年生が初めてです。
「障害」は個人ではなく社会の側にあるということをワークを通して体感し、
さらに「社会の側にある障害を取り除くこと」をどのように工夫して行くのかを考えました。
アミークス学園の中にもたくさんのバリアや課題がある事に子どもたちは気付いたようです。
さあ、これからどのようにして改善して行きましょうか。
教室の中でも、お互いの違いを理解し合い、お友達が出来なくて困っていることや、
必要としている事を指摘するだけではなく、どのよう工夫し、改善してサポートし合って行くのか、
「行動」できる子どもたちに育って行って欲しいと願っています。
今回の研修に取り組んだ子どもたちのキラキラした表情に明るい希望を見たように感じました。